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介護の資格情報

2015年08月25日

介護事務管理士とは?

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介護事務管理士とは?

「介護事務管理士」とは、2000年に介護保険制度が施行され、様々な介護サービスを提供する事業所や施設で、介護保険制度の仕組みを理解し、正確に介護報酬を算定する能力を認定することが出来る方達のことです。4人に1人が65歳以上という高齢社会に突入した日本の現状では、介護ケアサービスを利用する方が増え続けており、それに伴って、介護事務の活躍が期待されるようになり始めたため、このような事務スタッフは、介護サービス提供機関にとって経営のサポート役ともなる欠かせない存在といえるでしょう。

介護事務管理士とケアクラークの違い

介護サービスを提供する機関においての事務スタッフで、知名度が高い資格には「介護事務管理士」と「ケアクラーク」があり、どちらの資格も介護施設に勤めるうえで有利な資格といえます。2つの資格に共通している点は、介護事務の仕事においての中心となる「介護給付費明細書」の作成を正確に行えるようになる資格だということですが、いくつか異なる点もあります。 「ケアクラーク」は、一般財団法人日本医療教育財団が各都道府県で年6回、「介護事務管理士」は株式会社技能認定振興協会が申請のあった教室もしくは在宅で年6回実施しています。合格率は「ケアクラーク」が65%程度、「介護事務管理士」は50%程度となっており、「ケアクラーク」は介護を0から学びたい、総体的に介護のエキスパートになりたいという方向けで、「介護事務管理士」は介護給付費明細書作成のプロを目指し、いち早く資格を取って介護事務の第一線で働きたい方向けだといえるでしょう。

介護事務管理士の試験項目

■ 介護保険制度
■ 介護報酬請求事務
■ 実技科目の介護給付費明細書の点検1枚、作成3枚

介護事務管理士の今後の需要

介護事務職という職種は、介護施設において介護保険の請求業務を中心に、介護施設における事務処理全般を行いますが、その求人募集はまだそれほど多くないのが現状です。これは多くの介護施設の規模では、経営者やケアマネージャー、場合によっては介護福祉士が兼任する範囲で事務処理を行えてしまうということが原因として挙げられます。そのため、「介護事務管理士」の有資格者が必要とされる現場は、ある程度以上の規模を持つ介護施設であり、かつ、介護事務を専任のスタッフに分担しようと考える施設であるということになります。しかし、こうした規模の介護施設は、介護施設全体から見ればまだまだ少数であるため、介護事務の募集もそれにともなって少ないものとなってしまっています。そのため、「介護福祉士」・「ヘルパー」・「ケアマネージャー」の資格をすでに取得していて、プラスアルファの技能取得として受験を目指す方が多いようです。勤めている施設にもよりますが、「介護事務管理士」の資格を有していると資格手当が付く所も多数あるため、決して無駄にはなるということはありません。 現状ではそれほど募集が多くない「介護事務管理士」ですが、高齢社会に突入した日本においては、今後需要は増加していくだろうということが考えられます。一般的に介護職は非常に体力を使う仕事であるため、自身の年齢も重要な要素になってきます。そのため、ケアマネージャーに進むという道もありますが、別の選択肢として介護事務専業になるという道もあり得るということになります。その場合、現場の業務を知っている人が担うことで、業務がスムーズに行くほか、人手不足時には手伝いを期待できる予備スタッフとして採用されることも多くあるでしょう。さらには、近年ではフィリピンやインドネシアから介護福祉士の候補生を招いて、講習会を開いて勉強の機会を設けており、国内外において今後の需要が期待できるといえるでしょう。