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Vol.49

2012年04月01日

介護福祉士国家試験、再受験機会を

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EPAの見直し要求 インドネシア人候補者直接訴え

自由民主党の介護福祉議員連盟・外国人材交流推進議員連盟合同勉強会が3月6日自民党本部で行われた。当日はEPA(経済連携協定)に基づき来日しているインドネシア人介護福祉士候補者自らが「国家試験を複数回受験出来るチャンスを与えて欲しい」と訴えた。

出席したのは、第一期生として2008年8月に来日したインドネシア人介護福祉士候補者5人。いずれも特養・老健で勤務しながら、今年1月29日に実施された介護福祉士国家試験を受験し、3月28日の合格発表を待っている状態だ。外国人候補者に複数回の受験が認められている看護師国家試験と異なり、介護福祉士国家試験では1回の受験機会しかなく、不合格の場合は帰国しなくてはならない。

候補者は「日本に来て、初めて『あいうえお』から日本語を学んだ人たちにとって、介護福祉士国家試験に1回で合格するのは非常に難しい。もっと、受験機会を与えて欲しい」「来日後の教育・研修は受け入れ先の施設まかせ。一緒に来日した仲間の中には、十分に教育・研修を受けていないケースもある」などと日本語で訴えた。

また、ある候補者は、インドネシア人介護福祉士候補者は介護職員としてカウントされない点を問題視。「自分達は『幽霊職員』と言われる。果たして存在意義はどこにあるのか」と主張した。

インドネシア人介護福祉士候補者の受け入れ施設を代表して出席した特別養護老人ホーム緑風荘の柴山義明施設長は「厚生労働省は『EPAは介護人材確保の為の施策では無い』と言っているが、現在の介護業界の人手不足の問題をどう考えているのか。優秀な彼らを足切りして帰国させるのが果たしていいことなのか」と主張した。

議員からは、出席した厚生労働省などの職員に対し「今の試験は『落とす為の試験』としか思えない。日本語力が問題になるのであれば、なおさら長期滞在してもらい日本語力を向上させるべきだ」「日本での就労がほとんど出来ない様な状況が続くと、日本・インドネシア両国間の外交問題にもなりかねない」等の意見が述べられた。

これに対し、厚生労働省の山崎史郎社会・援護局長や定塚由美子社会・援護局福祉基盤課長らは「EPAは一定のスキルをもった専門家が対象」と、国家試験不合格者を労働力として長期滞在させることに対しては慎重な見方を示した。

(記事出典元:高齢者住宅新聞)

「国全体で人材不足対策を!」
株式会社ニッソーネット 代表取締役社長 山下 吾一 (やました ごいち)

日本の外国人労働者に関する基本的な考え方は「認めない」が原則です。ただし、専門性の高い能力、資格を持った外国人労働者は例外的に日本で働くことが認められています。

この考え方をベースに考えれば、厚労省の考え方が理解出来ます。要するに、介護の仕事で働くなら能力、資格を示してくださいという解釈です。だから、資格が必須条件になりますし、日本の求める規格に基づいた資格取得を義務付けなければ冒頭の「認めない」原則との整合性が取れなくなります。

今回の外国人介護士問題はEPAという経済協力の枠組みですから、介護士が人材不足でなくても同様な手法で行われるでしょう。

しかし、実際に受け入れる現場では人材不足だから外国人介護士を受け入れる、または将来的に受け入れるための実績作りとして受け入れているという施設が多いでしょう。

ここに存在するのは国と現場との考え方のミスマッチです。日本の介護士不足を補う対策は外国人介護士という選択肢も含めて、EPAとは別に考えることが必要です。

経済協力という切り口ではなく、介護士の人材不足対策を抜本的に検討する。その中で優秀な外国人介護士がどのような方法なら日本で働いてもらえるのか?という議論を行うことで、今回のような問題は発生しないように国全体で取り組む必要があると思います。

ニッソーネットでステキに働く スタッフさんのある1日

 

金子あずみ さん


有料老人ホームで勤務しながら、劇団での活動も行っていらっしゃいます。ニッソーネットでお仕事をはじめて1年くらいのスタッフさん。今回は、早番の日の1日のタイムスケジュールを教えていただきました!     
 

AM 5:30 起床・通勤
朝食をたっぷり食べます。作り置きのものかシリアルです。
⇒その後6時15分に自転車で出発! よい気分転換と運動になります。

                                  

AM 7:00 勤務開始!
申し送りの後、離床に入る場合と、朝食の準備や朝の洗顔や髭剃りなどをおこなう場合があります。

                                  

AM 9:30 食事介助
朝食の介助に入ります。誤嚥にならないように、介助するペースに気を配っています。

                                  

PM 12:00 お昼休憩
新聞を読んだり、おしゃべりしたりしていますが、後半の30分は横になって体力を温存しています。

                                  

PM 13:30 レクリエーション
食事介助のあと片付け後はレクリエーションの時間です。私が担当した日は、「花咲かじいさん」の紙芝居と、歌をみんなで歌いました。昔を思い出してか、急に涙する方もいて、私まで感動してしまいました。

                                  

PM 15:00 おやつの時間
水分摂取の少ない方の介助をします。 その後、お昼寝をされているご利用者様の離床と排泄介助に入ります。いつもと変わったところがないか、気配りを心がけています

                                  

PM 18:30 日本舞踊の稽古
基本は1対1、30分の稽古ですが、ほかのお弟子さんと合流すると、3時間くらいがあっという間に経ってしまいます。 いつも気持ち良い汗をかいています。 また、腰痛があるので、近所の接骨院通う日もあります。 。

                                  

PM 19:00 芝居鑑賞
帰りは友人と芝居を肴に色々な話をしながら飲みます。 大いにリフレッシュしました!

芝居をしているので、公演期間中は週4~5日の稽古をしています。公演のない期間は週2日の稽古と日本舞踊に加えて、週1日のナレーションのレッスンに行っています。1日ゆっくりできる休日があるときは、のんびり家事をしたり、図書館に行ったりと近所をブラブラするのが至福の時です。

                                  

PM 23:30 帰宅・就寝
明日の準備と、一日の反省をして、すぐ寝ます。 次の日が早番の日は、22時~24時の間には寝れるように心がけています。


担当営業 平本(ひらもと)から、ひとこと!

介護のお仕事と劇団のお仕事、両方とも力一杯頑張ってください。 でも、頑張り過ぎてお体壊さないようにしてくださいね。 息抜きも忘れずに。これからもよろしくお願いします。

※バックナンバーでは、配信当時の情報を配信していますので、キャンペーンやイベント情報など、古かったり、既に終了している内容のものもございます。予めご了承ください。